日経エンタテインメント2012年12月号のアニメパワー特集内に、
ワンピースフィルムZ最新情報&魅力が分かる全作品ガイドが
掲載されています。

日経エンタテインメント ワンピース特集

最強の布陣で挑む長編映画「ワンピースフィルムZ」。

「ワンピースの映画は勢いが落ち着きエピソードオブチョッパー
では危機感があったが、尾田さんが全面協力してくれて驚く程
大ヒットを達成した。 そこでワンピースファンは尾田さんが作る
作品を見たい事が証明された。」(東映アニメ:清水慎治取締役)

ワンピース映画興行収入
00年 ワンピース 21.6億円
01年 ねじまき鳥の冒険 30億円
02年 珍獣島のチョッパー王国 20億円
03年 デッドエンドの冒険 20億円
04年 呪われた聖剣 18億
05年 オマツリ男爵と秘密の島 12億円
06年 カラクリ城のメカ巨兵 9億円
07年 エピソードオブアラバスタ 9億円
08年 エピソードオブチョッパー 9億円
09年 ストロングワールド 48億円
11年 麦わらチェイス 8億円

チョッパーの映画は「日本アカデミー賞優秀アニメ作品賞」など
評価はされたが、収入は上がっていない。

そこで今回は立役者の尾田を総合プロデューサーに迎えて、
脚本はヒットメーカー鈴木おさむさん、主題歌は海外からの
大物アブリル・ラヴィーンさん、声優には人気一流俳優の2人
篠原涼子さんと香川照之を起用した。

製作費も前回より大きくなっています。(フジテレビ:種田義彦氏)


ストロングワールドのヒットを考えると尾田先生の協力は必要で、
連載している週刊少年ジャンプと並行して映画の作業をする為、
毎号原稿アップ直後の早朝に映画スタッフが仕事場へ向かうと
いう強行スケジュール進行となっている。

本当は少年ジャンプの連載に集中してほしいですが、長峰達也
監督が面白いと考える「ワンピース」を作ってくれればいいと。

こんな場面でルフィはどう思うんだろうといった疑問が出る時に
答えは尾田先生しか出せない。

なので、そこは妥協しないで言い回しも含めて細かくチェックを
しています。

尾田さん自らゼットのキャラ作りの為に、1本のストーリーを作って
しまっています。

凄く面白くて原作サイドとしてはここで使っちゃ勿体ないと思った(笑)
だけど出し惜しみせず追及していっています。 (集英社:服部哲氏)

アニメパワー2012 ワンピースフィルムZ

「ここまで人の美学を漫画で描くのは凄い!」

原作と連動した物語を作りたいと思いました。
尾田さんはパラレルワールドでもいいとおっしゃっていましたが、
ファンからは何編のどこからかを聞かれる。

なので僕はファンとして原作と地続きな作品にしたいと思って脚本
を書きました。

僕から「海軍をやめた奴が作ったNEO海軍」というアイデアが出て、
尾田さんがゼットの人生を考えたストーリーを作ってくれました。

尾田さんからは子供たちが見て「やばい!!!」とすぐ思うように
して欲しいと。。。

そこまで強いゼットを作って、そこからどうやってルフィが対抗して
行くか。。。

打ち合わせで今後の作品全体の構想や設定とかネタバレが出て
きてしまい「そこは聞きたくないです!」って言ったら、「それじゃあ
打ち合わせにならないよ(笑)」と言われてしまって(笑)。
(放送作家:鈴木おさむ)

かなり要約しているので、興味のある方は是非立ち読みを!!

日経エンタテインメント! 2012年 12月号
日経BP社 定価 580円 ISBN 4910071831228

アマゾン  楽天ブックス

今月号は「アニメパワー」という事で、エヴァンゲリオン、ジョジョ、
まどかマギカなど色々なアニメの特集が掲載されています。

アニメ業界の儲けの構造や裏話、オリジナルアニメの社会現象
など普段のアニメ雑誌では見る事の出来ない話なども掲載されて
いるので、アニメファンは要チェックです。

日経エンタテインメント アニメパワー2012

普段のアニメ誌ではない切り口の話が多いので、好きなアニメ
の特集がある方はチェックしてみて下さい。

日経エンタテインメント エヴァンゲリオン特集