週刊少年ジャンプに連載されている「ピューと吹く!ジャガー」のファンブック
ピューと吹く!ジャガー公式ファンブックふえ科自由研究に、ワンピース
作者の尾田栄一郎先生とピューっと吹くジャガーのうすた京介先生の対談
が掲載されています。

ピューと吹く!ジャガー公式ファンブックふえ科自由研究

出版社 集英社 商品コード番号
ISBN-10: 408874201X ISBN-13: 978-4088742014

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尾田っちとうすた氏のサイコロ対談だけでも買う価値ありの面白さでした。

うすだ京介先生と尾田栄一郎先生の対談はすごろくを使って行われました。

サイコロを振ってすごろくのコマを進めていき、止まった所に書いてある
お題について2人で対談をするという形になります。

※あくまで要約のみになりますので、詳しくは書店でご購入下さい。

ここでは尾田栄一郎先生のみを取り上げていますが、実際はうすた先生と
尾田先生のやり取りが面白いのでここではお伝えできません。


「アシスタント時代」

うすたさんの作品がギャグキングで賞を取った時の掲載号に
僕の作品もホップステップ賞の最終候補として載ったんだよ。

で、友達に自慢したらうすたさんの作品を見てスゲーって。
プロフィール欄に「15歳 熊本」って書いてあったから。

それで、こっちじゃないよ!僕はこっちの小さい方だよって(笑)
その時からうすたさんを意識してたんだよ(笑)

う:そのままの位置関係でいて欲しかったなぁ。こんなに差がつくとは(笑)


「家族」

兄弟は姉がいる。父さんは油絵を書いていたから、身近にそういう人が
いるとマンガなんかを書くようになるでしょ?

絵は上手いって言われていたから調子に乗ってずっと描いていたよ。


「すごいよ!!マサルさん」でジャンプのアンケート1位を取るなんて
前代未聞だったよね。ギャグ漫画だけどジャンプを支えてるわーって
スゲー思ってたもん。

う:俺もロビンの話で何年かぶりにジャンプ読んで大泣きをしたよ。

19ページで泣かせるのは話が途切れちゃうから難しいんだよね。
本当は盛り上がりの部分は一気に書き上げたいんだけど・・・
1週経って改めて冷静な目で見ると、全然盛り上がってない気がして。。

ただ、原稿を書いているときに今週号を読むとつまらないんだけど、
コミックスで改めて読んでみると面白いんだよね。

僕はストーリーマンガを描いているけどギャグもいれるから、そこが
一番悩む。ネームでは面白い自信があるんだけど、絵にした時にそこに
疑問がでてきちゃうんだよね。絵と見せ場が違うからね。

ギャグシーンは一番気を使うから。


「映画」

僕は西部劇が好きかな。

男同士1対1で決闘するのがかっこいい。マンガでも結局1対1にしちゃうほど。
2対1って卑怯って思ってしまうから。

あと昔の映画って人間描写がしっかりしているからよく見る。
最近の映画はCGで映像的に何でも出来るからそのぶんたるんでるよね。
アクションが引き立ってるのにそこに至るまでの話の引きが大切に
されないと言うか。


「仕事」

僕の10年前からのテーマは「こち亀の秋本治先生になりたい」なの。
ああいうテキパキと何日から何日までは原稿、週休はきちんと2日とる。


「描いてみたい事」

ロボ!ロボマンガを描きたい。ただ僕はロボ系は描けないから、
誰かに描いて欲しいっていう願望だね。


「モブ」 ※モブとは?
主人公らメイン登場人物以外の客や通行人など背景の一部として描かれる
その他大勢の人などの使い捨てキャラ。主にモブはアシスタントの仕事。

僕はモブは100%全部自分で描いてる。たとえ豆粒ほどのキャラクターだって
自分で全部描くっていうのが僕のポリシーだから。

モブって表情ひとつでマンガの良し悪しが変わってきそうな気がするので
人には任せておけないって思う。

「こういう表情で描いて」って頼んでもその通りにはならない。

あと煙とかも描いてるし、生きているものは全部自分で描くっていう
スタンスなの。例えば雲も海も動くでしょ。だから自分で描く。

・・・・トークは続く・・・・